アンガーログはじめました。

こんにちは!香です。

今回は「アンガーログ」のお話です。

アンガーマネジメントという言葉、ご存知の方も多いですよね。

私が本格的に知ったのは中田敦彦さんのYoutube大学でした。

すぐに興味がでて、紹介されていた本を買ったはいいものの、長いこと放置していました。

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怒りが周囲や自分にもたらす悪影響やアンガーマネジメントの方法はこちらのサイトが分かりやすいです。

アンガーログを始めたきっかけ

でもついに本格的に取り組もうと思う出来事がありました。

一週間前、長女と2人で行ったコンサートの帰りに、理不尽なことで娘を怒ってしまったからです。

子どもの素直な感想を受け入れられるようになりたい。コンサート後の反省。

せっかくの素敵なコンサートの思い出が台無しになりました。

この日に限らず、ささいなことで子どもを怒ってしまうことがよくあります。

そのため、長女の年始の願い事は

みい
みい

お母さんに怒られませんように

であり、次女にはしょっちゅう

すー
すー

ママ、笑って!

と言われます。

私の理想とする「いつも笑顔で優しいお母さん」とは程遠い状態です。

アンガーログの効果

まだ始めて一週間ですが、明らかに怒る回数が減りました

アンガーログはこんな効果があります。

  1. 記録自体が怒りのブレーキになる
  2. 記録することで冷静になる
  3. 怒りの予防ができる

①記録自体がブレーキになる

アンガーログとは、怒りの記録です。

自分の怒りの感情をなるべくその場で記録します。

  • ①日付
  • ②誰に
  • ③どんなことで
  • ④怒りの裏にある本当の感情
  • ⑤怒りの数値化

まずアンガーログ自体が面倒という意識が働きます。

記録するほどのできごとでもない」と思うとすっと感情が落ち着くことがあります。

たとえば、子供のおもらしとか、準備、片づけをしない、とか。

②記録することで冷静になる

また、もし記録する段になったら、④⑤の作業で頭を使います。

その間にほとんどの怒りは引いていきます。

私の怒りの裏の本当の感情は「焦り」や「悲しさ」であることが多いです。

そして、私が怒るのは家庭内においてのみです。

子供や夫の態度が期待したものでなかった、そうした場合に感情が高ぶります。

でもそれらを客観的に0から10で数値化してみると、1から3程度の怒りに分類されます。

生死に関わる問題に比べたら、どれも寝たら忘れてしまうようなことだったりします。

③怒りの予防ができる

アンガーログをつけていくと、自分の怒りの傾向が見えてきます。

いつ、どこで、誰にということであれば、

朝、夕方、時間がない時、家で、子供や夫に、です。

だから、今は怒りやすい時間だぞ、と意識して、なるべく回避できるよう動くわけです。

実際、そううまくはいきませんが。

それでも、意識したことで見えてきたことがあります。

自分で怒りの原因を作ってしまっているということに。

たとえば、忙しい時にこどもが「だっこー」と言ってくる。

今までだったらこんな風に答えます。

①「なんで?できないよ。今」

②「だっこ―」「だっこー」「だっこー」

③「無理だって言ってるでしょ!!」

でも、①のときに、「だっこね」と言って、ほんの少しの時間でもだっこしてあげると子供は満足します。

すると、自分も良い気持ちで次の作業に取りかかれます。

なんで?」という一言は、怒りに紐づいていることが多いです。

いいよ。」と言って、さっとやってあげた方が結果楽ということに今更気づきました。

小さな子供の要望は、ささいなことが多いし、かわいいものですよね。

アンガーログの実例

ここからは、昨日の私のアンガーログです。

記録を始めてから一番大きな怒りだったかもしれません(でも今読むと本当に小さなことです(笑))

1月15日のアンガーログより

①1月15日20時15分

②みい、夫に対して

③夕食の片づけの時間になっても、みいが給食セットと水筒を出してくれない。声をかけても聞こえたのか聞こえてないのか、別のことを始めている。もう一度さっきよりも大きな声で言う。「今出してくれないと、洗えないよ!」

すると「もう!そんなに怒らないでよ!」と言いながら、乱暴な動作で出してきた。私は怒ってはいなかったので、「怒ってないよ、やってくれないから声かけたの。それに帰ってから何回も言ってるし、言っても返事しないから声も大きくなるの。」と言い返した。

「怒ってんじゃん!」

「怒ってない!(←アンガーログをつけているので、怒っているとみなされることに抵抗がある。)じゃ、怒られてるって思うなら、それが嫌なら、そうされないように気を付けて?そもそも帰ってすぐやってくれればいい話だよ。そうでしょ?私だってこんな風に言いたくないよ、何回も。大きな声だって出したくない。でもみいが・・・」

ここで夫がいきなり「うるさいなー。怒ってんじゃん、香さんは。」と入ってきた。

その一言で、私の怒りの矛先は夫へ。今度は明らかな怒りを感じた。

夫はスマホで漫画を読みながらソファでテレビを見てくつろいでいる。私には後ろ向きの体勢で、こちらを見もしないでの一言。

3分くらい私は流し台で静止していた。この3分で怒りはだいぶ落ち着いたが、夫になんとしても伝えたいことがある。

「ちょっとこっちに来てもらってもいいですか」夫を呼び出して、自分の感情を話すことにした。夫がすぐにこちらへ来てくれたので、よかった。多分、彼も「しまった」と思っているのだろう。

④怒りの背景

  • 帰宅後にみいとすーが些細なことで喧嘩をして、いつもより夕食時間が30分以上遅れていた
  • 夕食の片づけを早く終わらせて、洗濯物干しにとりかからないといけない
  • 子どもたちの歯磨きをして、早く風呂にいれなければいけない
  • 食後のお茶をいれたい
  • 夫はいつもより早く帰ってきたのはいいが、何もやろうとせず、くつろいでいるだけ。それなのに口出しだけしてきた。これらの背景も知らず、こちらを見ようともせず、思いやりが感じられない。

焦り」「悲しさ

⑤怒りレベル2

夫にしたらせっかく早帰ってきてくつろいでるのに、妻がねちねち子どもに言ってるのが嫌だったんでしょうね。

たしかに私もなんとか子供に非を認めさせたくて、しつこく同じことを言っていたのは明らかです。

これ、悪い癖なんですよね…。

夫には、流し台の横で「怒りの背景」から今の気持ちに至るまでをコンコンと語りました。

いつもなら、すぐに流し台から言い返してたと思います。

でも、3分待ってみる。近くで話をする。

こうすることで、大きな喧嘩にならずに済みました。

まとめ

いかがでしたか。

今回はアンガーログの効果についてお話しました。

「今日は一回も怒ってない」そんな日が積み重なっていくと自分への自信にもつながります。

もちろん怒りたいときは怒っても大丈夫。

大切なのは、自分の怒りを分析することにあります。

「いつも笑顔で優しいママ」への道のりは遠いですが、アンガーログ、コツコツ続けていきます。

この記事が少しでもお役に立てばうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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