早生まれは不利?早生まれの子育てについて考えよう

こんにちは!香です。

3月は、娘2人が生まれた月で、私にとって特別なひと月です。

三寒四温の中、梅の香り漂う散歩道をパンパンに張ったお腹で、一生懸命歩いていた時を思い出します。

嗅覚の記憶って色濃いものですよね。

ところでみなさんは、早生まれですか?

または、みなさんのお子さんは早生まれでしょうか?

そのことでこれまで不安や心配を抱いたことはありますか?

私は、大いにあります笑

とくに長女のときは、産後うつ気味だったこともあり、娘の成長や発達具合に一喜一憂する日々でした。

もともと小柄なこともあり、6歳になった今もクラスでは一番小さいままです。

以前、朝日新聞の特集で下記の記事がありました。

https://edua.asahi.com/edua/paper/pdf/40.pdf

「早生まれでも大丈夫!」といった内容を期待して読んだのですが、要約すると「生まれ月による格差は、幼少期のみならず大人になっても存在する」といったものでした。なんと…

その後、元サッカー選手の内田篤人さんや俳優の高田万由子さんへのインタビューで、早生まれだからといって不利じゃないということが書かれていました。

また、キーワードは「非認知能力」にあり、これは最近読んだ本にも同様のことが書いてあったので、ピンときました。

でも、そんな小難しいこと抜きにして、早生まれだからいいことって結構あると思うんです。

早生まれだから、うれしいこと

3月生まれの娘2人を育てていて感じる早生まれの良さは下記のとおりです。

  • できるだけで褒められる
  • 友人・先生にかわいがってもらえる
  • できなくても当たり前と思える
  • 努力家になる

できるだけで褒められる

「3月生まれなのに、もうできるの?!」「小さいのに、跳び箱上手!」「こんな絵が描けるなんてすごい!」

これらのお声は、保育園の保護者や先生からよくいただくものです。

娘自身も、このように褒められることが多いと思います。

3月生まれのフィルターがあるおかげで、同年代の子ができて当たり前のことができるだけで褒めてもらえることが増えます。

これは、自己肯定感を育てるうえで、とても大切なことではないでしょうか。

友人・先生にかわいがってもらえる

保育園は、生まれ月であらゆるイベントの順番が決まることが多いです。

だから、クラスのお友だちも先生も、自然と3月生まれの子を意識しやすく、目をかけてくれることが多いと感じています。

とくに1-2歳のころは、遅生まれと早生まれの子では幼児と乳児くらいの差があります。

同じクラスの女の子たちが娘を気にかけ、お世話をしている姿は見ていてほほえましいものでした。

娘が人懐っこく甘え上手なのは、こういった側面も影響していると思います。

甘え上手は世渡り上手ともいいますから、とても大切な特性ではないでしょうか。

できなくても当たり前と思える

長女はとくにオムツ外れが遅くて心配でした。

でも、3月生まれだからこそ、おおらかな気持ちで見守れたと思います。

もし4月生まれで、周りの子がパンツになっていく中、オムツのままだったら、多少なりとも焦りが出てしまったでしょう。

言葉の発達や文字の読み書きも、一学年下と思って見守ることで、不要な心配をすることなく過ごせてきました。

今春から小学校ですが、このゆっくり見守るモチベーションは、これからも有効に働いてくれるはずです。

努力家になる

周りが自分よりできる子ばかりだと、自分も頑張ろうと思いますよね。

保育園は集団生活なので、いくら身体が小さくてもみんなのペースに合わせて自身も行動しなくてはなりません。

お箸を使う、靴をはく、お着替えする、おトイレにいく。

できないことは何度でも挑戦して他の子に追いつこうと努力する。

子ども自身は、自分が早生まれという意識はないので、周りの子ができるなら自分もできるはず!という気持ちなんです。

その結果、早生まれは努力する姿勢が自然と身につきやすいと感じています。

できないと大泣きしていた長女は、練習の末に他の子並み、今やそれ以上に縄跳びや逆上がりができるようになりました。

もしかしたら、赤ちゃんの頃から他の子を見て学んでいく観察力が育てられていくのかもしれません。

最後に

3月は娘たちの誕生月ということもあり、早生まれについて考えてみました。

実は私自身、2月生まれです。それによって不利に感じたり、劣等感を抱いたことはありません。

むしろ、38歳の今は同期よりも少し若い期間が長いことがうれしいです笑

周りの早生まれの友人・知人は、魅力的で優秀な人ばかりです。生まれ月は関係ない、と自信をもって言えます。

とはいえ、朝日新聞の特集に食いついてしまうあたり、「早生まれ」に関する話題は早生まれの子を持つ母として見過ごせないものなのでしょうね。

生まれ月に関わらず、その子なりの成長を楽しみに見守っていけますように。

子育てをがんばる皆さんにとって少しでも参考になれば嬉しいです。

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