子どもがお手伝いしない?見直したい2つのこと

イラスト紹介】お手伝い。それはみんなが助かること。

こんにちは!香です。3歳と6歳の姉妹を育てています。

最近は、子育てと仕事の合間にブログと絵をかくのが息抜きになっています。

突然ですが、みなさんのお子さんはお手伝いをしてくれますか?

うちの子の場合は、たとえ手が空いていたとしても、ほとんどしてくれませんでした。

お願いしてもやってくれないことが続くと、私のイライラも募ります。

なので、あまり過度な期待はせず生活していました。

…初めての夏休みが始まるまでは。

「おてつだいちょう」の到来

小1の長女が、夏休みの宿題に「おてつだいちょう」を持って帰ってきました。

「毎日自分の決めたお手伝いをやろう!

というものです。

やったら日付の部分を色塗りして埋めていきます。

簡単そうに思いますよね?

毎日が休日のような夏休みに、1日たったひとつのお手伝い。

・・・それが、うちの娘は壊滅的にできませんでした

本当に最初の3日間だけで、残りの40日くらいはできずじまい。

一応、毎日声をかけます。

香

ねえ、今日もやってないよ。やらないの?

みい
みい

やりたくなーい!あしたやるー

こんなやり取りの繰り返し。

「今日もやらなかったよね」と寝る前の娘をチクリとして、お互い嫌な気持ちで布団に入る…。

今思い返してもイヤでした。

夏休み明け、ほぼ白紙のお手伝い帳を学校に提出するのだから、神経図太いです。

しかも感想欄には「なにもかんじなかったです。」と書いていました(オイ!)。

それはさすがに良くないと思い、「むずかしかったです。」と書き直させましたが…。

面倒ごとが一つ減った…と思っていましたが、お手伝い帳は、まさかの9月も継続!

子どもが自らお手伝いするために、見直したい2つのこと

さすがに同じ過ちは犯したくないなぁ。

出来なかった原因を考え、2つのことを見直したら見違えるようにお手伝いをするようになりました!

先に言ってしまいますと、以下の2つです。

お手伝いの内容を変える

おてつだいちょうの場所を変える

これから、この2つのことが効果的な理由についてお話します。

①そのお手伝いの内容、本当に合ってる?

ひとつめは、「お手伝いの内容を変える」です。

実は、娘が夏休みに決めてきたお手伝いの内容は「毎晩、洗濯物をたたむ」でした。

後から気付いたのですが、これがなかなか難しい内容だったのです。

それまでにも洗濯ものたたみはやってくれたことがあったので、できるだろうと思ったのですが、毎日となると勝手が違うようです。

あまりに3日坊主なので、「違う内容にしたら?」「タオルだけでもいいよ」と提案したこともありました。

でも、「そんなん途中から変えたらダメだよ!」と怒り出す子ども(でも、やらないってどういう…?)。

9月からは新しいおててつだいちょうになったので、これを機に、お手伝いの内容を見直しました。

まず、夏休み中はどうして自分で決めたお手伝いができなかったのか、じっくり娘と話し合います。

みい
みい

洗濯物の量が多すぎる。1人でできない。

香

まあ、4人分は結構あるよね。

しかも畳まないから、すぐ3日分くらいたまって、ますますやる気なくなるんだよね。

みい
みい

夜は時間ない。ごはん、お風呂、歯磨きでもう寝る時間だもん。

香

うん。それに夜はやっぱり疲れててやる気出ないよね。

彼女の意見をまとめると、下記のとおりでした。

  • 家族4人分の洗濯物はかなり多い
  • 夜はやることが多く時間が取れない

たしかに夜に時間のかかるお手伝いをするのは無理がありそうです。

そこでうちの子の場合は、「朝」「短時間でできる」お手伝いを考えることにしました。

そして、本人も同意の上でやりたい!となったのが、「家族の布団をきれいに整える」です。

かっこよく言うと、「ベッドメイキング」ですね。

寝ぼけ顔のままベッドメイキング中。

これ、親としてもすごく助かるお手伝いでした。

我が家は2階の寝室に3つのベッドがあり、そこで家族4人が寝ています。

一番の早起きは私で、起床後すぐにベッドを整えることができません。

かといって出勤までの時間に2階へ戻ることは少なく、布団を整えることは忘れがちでした。

そして、夜ぐちゃぐちゃのシーツを目にしてがっかり、なんてことが多かったです。

その点、一番起きてくるのが遅い長女はベッドメイキング役にぴったり

しかもそれほど時間はかからず、小学1年生でも難しくない。

毎晩、整った寝室に入れるってとっても快適です。

②おてつだいちょうを子供が見える場所へ

そして、これが超重要です!

お手伝い帳は、子どもの目に入る場所に置く。

子どもはお手伝いをやりたくなくてやらないというより、単純に忘れていることが多いです。

そして、親に言われると途端にやりたくなくなるみたいです。

だから、言われる前に自分で気付く仕組みを作っちゃいましょう!

我が家の場合、寝室出てすぐの廊下の壁にお手伝い帳をベンっと貼り付けました。

ここまで続けられるなんて、夏休みの悲惨さがウソみたいです。

子どもの目線の高さです。

起きて部屋を出たら必ず目に入る仕組みです。

これによって、忘れていたとしても必ず戻って布団を整えてくれるようになりました。

それまでは、キッチンカウンターに置いていただけだったので、子どもの目には全く入っていませんでした。

階下に降りる前のお手伝いなら、テレビや妹と遊びたいという欲望に惑わされることもありません。

そして、終えたらすぐに今日分のお手伝い枠に色を塗ります。

朝一に仕事を済ませられると、大人でも気持ちよく一日をスタートできますよね。

この仕組みのおかげで親が声をかける必要もなくなり、私自身とても気持ちが軽くなりました。

よーし、今日のお仕事終わった♡

感謝の気持ちを忘れずに

そして最後に親のひと仕事。

子どもがお手伝いをしてくれたら、「ありがとう」「気持ちいいね」など感謝の気持ちを伝えます。

子どもは必ず得意げな顔をします。

今日もちゃんと見ててくれたんだ、そんな気持ちかもしれません。

なんでも当たり前と思わず、伝えることでお互い気持ちよく生活していけたらいいですよね。

まとめ

いかがでしたか?今回は失敗から学んだ「子供とお手伝い」について紹介しました。

●我が子は何ができて、何は難しいのか、お手伝いの内容を一緒に考えてみること。

●子ども自らが取り組める仕組みづくりをすること。

うちの子ほど極端にやらない子は少ないかもしれません。

それでも、同じようなお悩みのあるお母さんお父さんの少しでも参考になればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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