毎朝、気持ちよく子どもを送り出すためにできること

こんにちは。香です。

夫と6歳3歳の娘と暮らしています。

今日は朝の一コマから学んだ、当たり前だけど大切なことについて書き留めたいと思います。

どうにも失敗だった、と思える出来事があると「もう二度と。」という気持ちになり、色々と対応策を考えます。

今回もそのパターンです。

泣きながら登校した娘

先日の朝、昇降口を泣きながらくぐっていく長女を見送りました。

登校班に間に合わず、朝の会の時間に登校した長女。

それが、彼女にとっては非常に恥ずかしいことで、遅刻していくのは嫌だけれども、このまま行かないわけにもいかないことが分かるので泣いてしまったようです。

そんな娘を見ながら、なんでこんなことになったもんかなぁと思い、私も心で泣きました。

きっかけはささいなこと

その日の朝もギリギリに起きてきて、食卓についた娘。

メニューはパンケーキでした。

それを見た瞬間、

みい
みい

なんでこれなの!ヤダ!いらない!!

といって、パンケーキのお皿を強く押しのけました。

どうやら、向かいで妹がコストコのパンプキンパイを食べていたのもあり、自分はこれなの?という気持ちになったようです。

でも、ちょっと待って。それには理由があるのよ。

昨朝のこと、2人に出したお皿の内容は逆でした。

長女みいがパンプキンパイ、次女すーはパンケーキ。

もともと、カボチャ嫌いのすーはパンプキンパイが好きではないのが分かっていたからです。

でも、姉のお皿を見たすーは言いました。

すー
すー

まーま、すっちゃんもカボチャのたべたいな。

おや、どうやらすーもパンプキンパイを食べたい欲が出てきたんだなと思いました。

それで、新たにお皿に盛り付けて出そうとしたところ、みいがいいました。

みい
みい

みいのあげる。みい、パンケーキのほうがいいから。はい、すっちゃんこれね。

そして、2人のお皿は交換されました。

・・・という出来事があった昨日の今日です。

みいの今の好みはパンプキンパイよりパンケーキなんだな。

母はそう考えました。

遅く起きてくるみいのため、パンケーキを用意して待っていました。

なんならお茶目にチョコペンでニコちゃんマークもお絵描きして。

理由はどうあれ、その態度はだめでしょう

みいがお皿をはねのけた瞬間、私の怒りは頂点です。

どなりたい気持ちはぐっとこらえましたが、「だったら食べなくていい」と固く思いました。

パイはまだ残っていたので、用意してあげることもできましたが、動くことができません。

理由はどうであれ、あの態度は何?と、そのことにばかり心が捕われていました。

ごはんも食べずふてくされて、ソファに丸くなるみい。

髪を結ぶことさえしてあげたくなくなっている私。

もともとギリギリに起きているのに、登校時間に間に合うはずもありません。

結局、その後みいはパンプキンパイを食べ、私が学校まで送るということになりましたが。

もう二度と、そんなこんなで思案する

「もう二度と。」そう思っても、きっとまた同じようなことを繰り返してしまうでしょう。

それでも、今の気持ちと反省を残しておきます。

  1. 食べたいものを確認する
  2. 30分早く起こす
  3. 30分早く寝かせる

①食べたいものを確認する

これは夫の提案ですが、その日の朝に何を食べたいか本人に聞こう、というものです。

ごはんかパンか、それくらいの2択でもいいから、選ばせる。

その日準備できる朝食の内容で提案し、決めてもらう。

そうすると今日みたいな齟齬はなくなるはず。

人それぞれ、その日の気分というものがあるはずなので。

夫のように朝はバナナ、私のようにオートミール、と決めているのは少数派かもしれません。

そうすると、こどもの意思を尊重することにもつながります。

②30分早く起こす

①を実践するには、子供に早く起きてもらう必要があります。

母は時間がないから、事前に用意して食卓に並べておくのです。

そしてできることならば、自分でできる調理や皿を運ぶなどの手伝いをしてほしいと願います。

③30分早く寝かせる

②を実践するには、その分早く寝かせたいところです。

朝起こせないのは、夜寝る時間が遅いから少しでも寝かしておいてあげたいと思ってしまうからです。

眠たいと不機嫌になり、今朝のような態度をとりがちです。

結局は早寝早起き、そんな気づきとなりました。

的外れな親の親切

親が「してあげている」と思うことも、子供にとってはまとはずれのことってあるものです。

この日もひと言、「何食べる?」と聞いておけばこんなことにならなかったでしょう。

こどもの態度の悪さは別問題として。

実は翌日、あらためて長女にあんな態度をとった理由を聞いてみると、新たな発見がありました。

あの日すっちゃんに自分のパイをあげたのは、すっちゃんに新しいのをあげたら冷蔵庫の残りが少なくなるからだよ。それくらい、みっちゃんはあのパイが好きなの!

ということでした。

もうびっくりです。

そんな気持ちが隠れていたなんて、全く思いいたりませんでした。

つくづく自分は子供のことを分かっていないと思いましたし、長女の素直じゃない性格にも笑ってしまいました。

まとめ

朝の一件から、もう何度目かの「もう二度と」の反省のお話でした。

親だからといって、子どものことを完璧にわかるわけもないです。

とにかく、自分にできることは、

こどもを「ひとりの人として尊重する」気持ちをもつこと。

そこさえ忘れなければ、もっと良い親子関係が築けると思います。

それから、早寝早起き(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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